当財団の「海を守る委員会」の宇山　浩委員長（大阪大学　教授）が9月13日に以下セミナーを開催いたしますので、お知らせいたします。

軽くて丈夫。色も形も自由自在。安くてたくさん生産できる。プラスチックはそんな優等生の素材、でも、きちんと捨てられないとやっかいものになる。ゴミとなって海まで流れつくと、海を汚したり生き物を傷つけることも。海洋プラスチックごみやマイクロプラスチックの報道から「プラスチックって悪者？」と思われがちです。

その一方で、プラスチックは私たちの生活に不可欠な素材です。例えば、スーパーの食料品売り場では、多くの食品がプラスチックに包まれています。食品を見栄え良くすることで消費者の購入意欲をかき立てたり、包装することで長持ちさせ、フードロスを減らすことにつながるプラスチックは重要な役割を担っています。

来年に迫った大阪・関西万博における大阪ヘルスケアパビリオン「展示・出展ゾーン」では、大阪の中小企業・スタートアップの技術力や魅力を「リボーンチャレンジ」を通じて国内外へ広く発信します。(一社)西日本プラスチック製品工業協会は「バイオプラスチックでREBORN」を出展し、最先端バイオプラスチック製品を披露します。

万博のプレイベントして、「バイオプラスチックでREBORN」の出展内容の一部を紹介するとともに、バイオプラスチック製品で関西を元気にするイベントを企画しました。プラスチックにおけるバイオプラスチックの役割って？　また、プラスチックをプラスチックを中心として資源を循環させ、海洋プラスチックごみを減らすためには何をすべきか？　プラスチック問題の紹介や最先端企業の取組み事例を交えたセミナーです。プラスチックに関わる環境問題に関心のある方には是非、ご参加下さい。

尚、会場隣のマイドーム大阪1F collabolab（コラボラボ）にて、「バイオプラスチックでREBORN」に関する展示を行っております（展示予定期間：9月11日～20日）。こちらも是非お立ち寄り下さい。

【日時】
2024年9月13日（金）10時30分～12時00分

【場所】
シティプラザ大阪 2F「燦」（大阪市中央区本町橋2-31）

【スケジュール】
10:30～10:50　「バイオプラスチックでREBORN」の紹介
10:50～11:30　講演1　プラスチックとの付き合い方～資源循環・ネイチャーポジティブ・バイオプラスチック～　宇山 浩氏（大阪大学・教授、㈱TerraPlas・代表取締役）
11:30～12:00　講演2　SARAYAのSDGs活動とサステナブルデザイン開発センターのご紹介　濱口慎治氏（サラヤ㈱ 商品開発本部 サステナブルデザイン開発センター・センター長 兼 コンシューマー事業本部ブランド統括部・統括部長）

【主催】
大阪府（受託事業者 (一社)西日本プラスチック製品工業協会）
＊なお本イベントは、バイオプラスチックビジネスに関する企業等の交流組織「大阪バイオプラスチックビジネス推進ネットワーク（ＯＢＰＮ）」を運営する一般社団法人西日本プラスチック製品工業協会を事務局として実施するものです。

【後援】
大阪大学社会ソリューションイニシアティブ

【協力】
プラスチック愛プロジェクト